「会話して利があるか」
こう言われると、非常に打算的でドライな印象を持たれるかと思います。
でも、ちょっと違うんです。
ここで言う利とは
「ビジネスチャンス」とか「人脈を広げるチャンス」
という意味ではありません。
会話の神髄は「情報交換」ではなく
「睦み合い(むつみあい)」です。
ゴリラやチンパンジーなんかが、
群れの仲間同士で何か、もごもご、うごうご
低い声で言い合っている。
これが会話の原点であると思います。
仲良くなり、また仲の良いものがいっそう仲良くなるために、
するものなのです。
多くの人は、そう考えません。
説得や意志表明のための機会、
または
だらだらと際限なく喋ることを
会話だと思っていませんか?
勿論、それも会話であるには違いないでしょう。
しかし霊的に価値ある会話は「睦み合い」にその本質があります。
そう考えると、一方的に喋ることや緊張感を伴って喋ることは
本当の楽しい会話ではないのだと分かるでしょう。
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