2020/08/22

真呼吸会話術6 睦み合いとしての会話

「会話して利があるか」

こう言われると、非常に打算的でドライな印象を持たれるかと思います。

でも、ちょっと違うんです。


ここで言う利とは

「ビジネスチャンス」とか「人脈を広げるチャンス」

という意味ではありません。


会話の神髄は「情報交換」ではなく

「睦み合い(むつみあい)」です。


ゴリラやチンパンジーなんかが、

群れの仲間同士で何か、もごもご、うごうご

低い声で言い合っている。


これが会話の原点であると思います。

仲良くなり、また仲の良いものがいっそう仲良くなるために、

するものなのです。


多くの人は、そう考えません。

説得や意志表明のための機会、

または

だらだらと際限なく喋ることを

会話だと思っていませんか?


勿論、それも会話であるには違いないでしょう。


しかし霊的に価値ある会話は「睦み合い」にその本質があります。


そう考えると、一方的に喋ることや緊張感を伴って喋ることは

本当の楽しい会話ではないのだと分かるでしょう。

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