おじじの目②

続き

ヒーリングの時、

「どこがどう問題だ」と指摘する場合と、

「全体に見て良いでしょう」と言う場合がある。

勿論、普通一般には

受け手が期待するのが

前者であることは承知している。

提供側からしても

手応えを感じてほしいという願いはある。

それに純粋にこれを商売と考えるなら

お客様の望む言葉を繰り出すのは

こちらの勤めでもある。

しかし同時にこの仕事には

啓蒙的・教育的意義がある。

微に入り細を穿つことが過ぎれば

満足はして頂けるだろうが、

引き換えに、いつまで経っても

受け手に大きな視点を与えることが出来ない。

大きな視点は、

小さな視点を封じることによってのみ

もたらされる。

告白すると、

ここにちょっとした葛藤が私にもある。

「もう少し踏み込んで診て差し上げようか」

「もう少し分かり易く具体的なことをお伝えしようか」

と思うことがある。

しかし結局、そうしない。

仮にたとえその一回では少ない言葉に

不足感を持たれることがあったとしても

例えば「大丈夫ですよ」の一言から

「そうか、大丈夫か、良かった」

という大きな安心や

「全然不調なのだがなぜ大丈夫なのだろう」

という自問自答の投げかけが出来た方が

価値があると考えている。

全てこちらが何から何まで言ってしまえば

その人自身が心で感じ、

頭で考える余白が残らない。

それでは感覚は発達しないし

知性も増進しない。

話が私の側のことになってしまったが

今日話したいのは

「全体的に良いでしょう」

という言葉が出てくるもう一つの場合である。

昨日語ったのは

「表面が揺らいでいても水底が安定しているので

水底を評して『良い』と言っている」

ということだった。

もう一つの場合には、

良くないにもかかわらず

「良いでしょう」

と言う時である。

これだけ聞くと嘘をついているかのようである。

しかし勿論、嘘を言っているのではない。

人には大きな波と小さな波がある。

そのどちらを見るかということは

非常に重要だ。

ある人はあからさまに元気がない。

「これは不調だな」

とすぐに分かる。

しかし霊視をするとまとまっている。

そういう時は、

変わる余裕がない時だったり、

変わるつもりがない時だったりする。

喩えて言うなら

冬に向かって葉を落としている

秋の木々のようなものである。

これに向かって

「葉が落ちていますよ。

ヒーリングしましょう」

ということの何と無益なことか。

むしろどんどん葉が落ちれば良い。

そういう時、その人は不調で

ほとんど鬱のようにもなっているかもしれないが、

「全体に見て良いでしょう」

と私は言う。

その人のバイオリズムの上で

起きていることだからだ。

調子が良ければ良くて

調子が悪ければ悪い

というほど物事は単純ではない。

上昇指向なのに下降していたら

それが不調なのである。

下降指向なのに上昇していたら

それも不調なのである。

気象図の風向きのように

エネルギーを束ねて同じ方向に仕向けることが

ヒーリングの目的の一つとなっている。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

●スケジュール

7月10日（土）蟹座新月

7月24日（土）水瓶座満月

（＊対面は7000円、遠隔は5000円）

●真呼吸会　毎週日曜。10：00～10：20。無料

●瞑想教室　不定期

●お問い合わせ
①LINE：atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217

●ホームページ：https://www.microcosmo-healing.com/

●LINE公式（満月新月のお知らせなど）https://lin.ee/BhCsBpc（@463dflke）

●カウンセリング・性格直し・霊的指導
対面10000円／ビデオチャット8000円

●ヒーリング

対面7000円／遠隔5000円 ／マッサージ10000円（＊学割、未就学児割あり）

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

●会員制ブログ「メルクリウス」　アトリエこしきの「霊」部門。毎週水曜日更新。入会費10,000円

●こしき塾　アトリエこしきの「知」部門。毎週土曜日更新。

●アートなど

絵本『五つの小さな物語　第一話　木』500円（楽天kobo）

聴く鎮静剤『愛のオートマタ』（1800円）

●PDF文書

『遺書2021ーヒーラーが教える世界の秘密』15,000円

『真日本文明論』10,000円

『イエス新論』5,000円（＊メルクリウス会員には無料進呈）

おじじの目①

ヒーリングに際して、

・どこを見ているのか

・何を見ているのか

・どのように判断しているのか

ということを説明してみたいと思う。

というのは

これが実に一定しておらず

理解も充分に浸透していないと思うからだ。

人によっては場合によっては

手応えのなさを感じる時もあると思う。

ヒーリングとそれに伴う霊視の時、

先日も書いたように

ホログラムのように相手の体を見る。

と言っても

私は微に入り細を穿って見ることはしない。

あくまでも全体的に見て、

調和の観点で判断する。

結局、命とは「なまもの」である。

間断なく揺れ動いている。

だからヒーリングの時だけ

「完璧」に近付けても

すぐにその形が崩れるなら意味はない。

これは喩えて言うなら

美容院で髪型をセットしてもらうようなものだ。

美容院は勿論それで構わない。

そういう仕事だから。

しかしヒーリングは、

もっと長期的な観点で行われなければいけない。

もしその人がまだ自己管理を学習しておらず

すぐに壊してしまうなら、

「程々の所まで整える」のが

その人に益するヒーリングとなり、

完璧を求めても意味はない。

そしてその程度は人それぞれ違っている。

しかし繰り返すことで

皆さんも既に恐らく体験されているように

自己管理の感覚が訓練されていく。

それで去年の自分なら気付かなかったような微細な揺れを

感じることが出来るようになるのだ。

時間をかけなければ、これは習得できない。

ところで先日の満月の翌日、

こんなお便りを頂いた。

「昨日は慣れないことに格闘しあり、移動したり、人と接したりが続いて、ヒーリングをしみじみと受け止める余裕もなく過ごしていたもので（…）少々不安になってしまいました。

そんな状況でも安定していたとお聞きすると、自分のことながらへぇ！と思ってしまいます」

この方は先日、瞑想を学ばれ、

今までより一段先に進まれた。

瞑想が身に付くと

自己管理能力は高まる。

また、ご本人の関心事も

より一段深い意識階層に移る。

取り扱う波が

従来よりも大きなものになるのだ。

するとヒーリングに際しても

「どこがどう問題である」

よりも

「全体に見て良いでしょう」

に変わっていく。

しかしここでも先日お話したように

「私」の感覚と

「体」の感覚は

食い違うことが多い。

勘の良い方はお分かりだろう。

「私」は症状を問題視しているが

「体」は症状を問題視していない。

この問題と、相似形なのだ。

つまり

「私」は今日は余裕がなかったと思うが

「体」はもっと深い層で余裕を感じていた、

ということになる。

これを見て私は

「良いでしょう」と言う。

言われたご本人は意外かもしれないが。

というのは、

「今日は確かに不安定で余裕がなかったかもしれないが

明日にはあなたは安定と余裕を回復しているだろう。

その回復力があなたには根付きつつあり、

その回復力に対して私は話しかけている」

という意味なのである。

これが、

「より大きな波を扱うようになる」

ということの意味でもある。

明日はもう一つ、話題を続けてみよう。

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全体の中で調和が取れている症状④

『新型コロナワクチン接種中止』の嘆願書

に、署名することが出来ます。

https://docs.google.com/forms/d/18HPdLtfbPg1VNzBuADtgZO6t9BWEf0omL9LFDxc_B94/viewform?edit_requested=true

一読してみて下さい。

非常に端的に、問題点が明らかにされています。

さて、続き。

「全体の調和の一部としての症状」

というのは、

病気に対する肯定的な物事の見方だ。

先日のお便りの比喩で言えば、

積み木やジェンガの一部である。

人はそれが無いことを願う。

しかしそれが無くなれば

全体が崩れてしまう。

これが調和の哲学である。

普通、世間に流布している考え方は

単に受動的・否定的である。

つまり

「何々が効いて治った」とか

「何々が悪さをして病気した」とか

そういう考え方である。

良い物も悪い物も

常に外から来て、

そして自分の体や心は

あくまで受動的に反応しているに過ぎない、

という考え方。

こういう思考法は西洋発の唯物論に由来する。

そして医学はこの思考法を基礎にしている。

しかしそれは数多の思考法の内の一つでしかない。

世の中にはもっと柔軟な考え方もある。

それは病気を

能動的、肯定的に捉えるという考え方だ。

例えば私のことなど話してみよう。

「河邊さん、

あなたは治良師の癖に

目は落ち窪んでいるし、

血色が悪く、

口臭がしますね。

内臓が悪いんじゃないですか」

＊私の名誉のために言っておこう。

口臭はそれほどしない。

これに対する否定的な反応はこうだ。

「そうだ、私は仕事で疲れて

こういうふうにやつれてしまうんだ」

するとこの人にとって

体調不良や症状のサインはすべて

悲観的なものになり、

仕事は健康上悪いものになる。

健康回復と引き換えに

仕事をやめた方が良いかもしれない。

しかし肯定的な反応はこうである。

「いやいやこれで問題はないんだよ。

私はこの仕事をするために

相応の負担を体にかけているのだ。

靴は履けば汚れる。

雨が降れば傘は濡れる。

布団は寝ればぺしゃんこになる。

それは道具がちゃんと働いている

何よりの証拠じゃないか」

症状や病気を

「損失」と考えるのではなく

「必要な働きの当然の代償」と考え

それでいてほったらかしにするのではなく

適宜ケアをする。

そうすると体に起きる様々な現象も

これまでとは違ったふうに見えてくる。

これが全体の調和の中で見る、

ということです。

お分かりになりましたか。

その上で、

今の症状やバイオリズムを

どうしたら脱していけるのかということを、

今後は今までより一層、力を傾けて

お教えしていきたいと思う。

修身に繋がる話。

学びにアトリエにお越し下さい。

以上を踏まえて、

勿論治る症状は今後も変わらず

治させて頂きます。

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最近のまどか

本日10時真呼吸会

https://youtu.be/aiT5oMeDXww

先日、妻と他愛もないことを話している時

どちらかが

「何かそんな感じのことを匂わせていたよ」

とか言った。

するとすかさず、

まどかが鼻をすーすー言わせた。

大いに笑うと共に感心した。

暮らしの中で

「いい匂い」とか

「何か臭うね」とか

言うことはあるだろうが、

それに比べれば

「匂わせる」なんてことは

使用頻度が断然低い。

それにもかかわらず

彼が「匂わせる」を

お鼻スースーのことだと

過つことなく連想したのは

「語幹」を正確に把握しているからである。

「にお・う」

「にお・わない」

「にお・わせる」

勿論、名詞としての「におい」も含まれる。

一体どういう回路が働いて、

我々はこういうことを自然と学習するのか

謎である。神秘である。

こういう驚きが絶えない。

面白いと言えば、

また別の日に、買い物に出かけた。

まどかが「お！」と言い指を指す。

見上げるとスターバックスのシンボルマーク。

それからお母ちゃんを指差し

「お！」

まどかの目には

同じに映ったらしい。

うむ、

確かに似ているかもしれない。

ご存知の方、どう思いますか？

こんなふうに色々なものに素早く反応し、

あれとこれを繋げ、

何かを思い出し、

何かを要求し、

止むことがない。

随分、知性が鋭敏である気がする。

その分、ぼーっとしていることもないので

色々相手をしてやらないといけない。

いつも刺激を求めている。

丁度良い段ボール箱が手に入ったので

まどか小屋を作ってみた。

こういうことをやり出すと

もはや自分が夢中である。

黒い横穴部分は窓になっている。

反対側にもある。

そして扉があり、コルクでドアノブを付けた。

天井にも開閉窓があり、

他にも幾つか穴が開いている。

食事の時は、食べさせてもらうのを好む。

思うに、前世が帝なのである。

自分で食べられる癖に、

食べさせるよう要求する。

そこでこの小屋の中で、あるいは外で

スプーンが窓から差し入れられる（差し出される）となると

帝的には気分は最高である。

暫くこれで遊んで、

子供は小屋に対してどのような要望を持つものか

一通り観察したら

木材で小屋を作ってやろうかと思う。

最近は多摩川沿いを車で走ると

どうしても川を見たいまどかである。

「水がボクを呼んでいる！

石ころもボクを呼んでいる！」

といった所だろうか。

雨は降りそうだったが車を停めて

少しの時間だけ、川原に行った。

しかし水辺が遠かった…

写真上左の方に向かうと、水辺に遊べるのだが。

「行こうぜ！」と指差すまどか。

しかし結局この日は

これだけで満足して頂いたのであった。

こんな具合で主張が実に強く、

何に対してもはっきりと反応する。

この時期に沢山の「選択」や「反応」をさせることは

知性の発達上、非常に重要に思える。

世界と能動的に関わるということを学ぶ、

恐らく最初の時期なのである。

そんな訳で、

日本酒を買いに行った時も、

選ばせてみた。

一通り目を走らせてから

「これ！」と指差す。

何によって判断しているのか

非常に興味深いものがある。

「選ぶ」という行為の意味を

正しく理解していることが分かる。

ちなみにその酒は美味かった。

https://www.kigawaya.com/sake/hatsu/karen.html

「選ぶ」という行為の機会提供は

子供の発育上、

とても難しい問題であるように思われる。

完全に受動的なだけでは

知性への刺激が不足するが、

何でもかんでも選ばせれば我儘を助長しかねない。

また子供に選ばせたからには

それを叶えてやらなければ

無用の挫折感と諦めを学習させてしまう。

人生に対する気力・無気力、

能動性・受動性の問題は

敢えて思い切って言えば、

1歳半で既に始まっているのだろう。

やる前から正解は分からないので

注意深く観察しつつ、

基本的には能動性を助長し、

またある時には節度のある受動性を

教えていこうと考えている。

最後に。

まどかが摘んできた花を耳に挿してやると

女優のようであった。

しかし別の日には

肛門その他一式を

高々と私に見せつけてくるまどかであった。

全体の中で調和が取れている症状③

満月ヒーリングを受けて下さった皆様、

ありがとうございました。

さて。

「全体の中で調和が取れている症状」

についてお話した。

もう一度確認すると、こういうことだ。

・「私」は症状を認識している。

・しかし「体」は症状を認識していない。

⇒だから治癒というプログラムが起動しない

というズレが起きることがある。

これは決して体が馬鹿なのではない。

体はこう言っているのだ。

「いいじゃないか、

その症状のおかげでバランスが成り立っているよ」と。

ご感想を引用しつつ、解説を続ける。

「こんにちは。

ブログを拝見しました。

とても分かりやすく解説して頂いたので、自分の状況と重なる部分もあり理解が進みました。ありがとうございました。

めまいの症状も調整を取るための一部分になっている、というのにはハッとさせられました。

ここ最近自問自答してる事が多くて頭の中もぐるぐる考えが回り、なんともスッキリしない日々が続いていました。」

この方は眩暈がされているとのことだった。

勿論、その症状は決して心地よいものではない。

治せるものなら私もすぐにも治して差し上げたい。

しかし

・頭の中にぐるぐる考えが回り

・すっきりしない日々

ならば、まさにそれは

眩暈が起きても不思議ではない、

というかむしろ、

それで眩暈が起きていなかったら不思議、

という内的状況だったのである。

長期的・巨視的な観点では

辻褄を無視して症状を取り去るよりも、

その症状によって辻褄が合っている方が

むしろ歓迎すべきことなのだ。

その上で、治す順序として

「頭の中の迷い事を解消していく」とか

「迷わない頭を

真呼吸や瞑想によって作っていく」とかが

大事である。

「めまいが起こると立っていられないので、ただただ楽な体勢で横になり、色んな音もシャットアウトして、窓から見える空と入ってくる風に体に集中しているととても楽になっていました。

それが体の調整だったのかなと。

一旦思考回路ストップの信号として目眩が起こったとしたら、体にありがとうと伝えないといけないですね。」

よく

「解けない問題はない」

「乗り越えれない試練はない」

というようなことが言われるが、

暗中模索、四苦八苦の中にもどこかに一点

「ここですよ」というゾーンがある。

この方の場合、

体以外の全てを放り出して

体に集中すると楽になる、

という現象が起きたのはそういうことだ。

「体からのメッセージ」

という考え方にあまり陥らないように

先日注意を喚起した。

上のような状況も勿論

「休みなさい」という体からのメッセージ

と捉えることも出来るし

間違いではない。

しかしもっと単純に、

「ふらついたら寝よう」

で良いのではないだろうか。

単純にすればするほど、

楽になる。

「もちろん症状があると辛いのですが、今はこれで良しと考えました。」

この慎みは非常に重要です。

変化は、

自分が解決にふさわしい精神的状況を得た時に

必ず訪れる。

とにかく、焦らないこと。

「今の状態は絶妙なバランスで立っているジェンガの様な物かもしれません。バランスの悪いピース「個別」を抜いたら、またバランスをとるため別のピースを抜く。崩してまた１から積み始めるのもしっかりした土台を組むには確実ですが、今はそれを楽しめる余裕がある時期ではないのかもしれません。

もう少し共存する心持ちでいたいと思います。

遠隔では引き続きお願いすると思いますので、よろしくお願いいたします。」

とても上手い比喩であり、

正しく理解されています。

「症状即悪」ではなく、

症状もまた全体の曼陀羅を織り成す一部である、

と考えられるようになると

人生の景色が大分違って見えてくる。

＊こしき塾を更新しました。

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宇宙のことば２６（山羊座満月）

おはようございます。

本日山羊座満月です。

切り替えのタイミングというものがある。

目的地を目指して商店街を歩いて

「あ、やっぱり違う道っぽい」

と思い、引き返すタイミング。

または

「もう朝か。そろそろ起きるかな」

というタイミング。

このタイミングが来るまでは

「もうちょっと行けるかな」とか

「このままで良いだろう」と考える。

しかしそのタイミングが来ると

カチッとそれは見事に方針が切り替る。

ところがこれが人生となると

なかなか切り替えが難しい。

というのは、人生は

道を歩くよりも

朝、起床するよりも

長い時間をかけて流れている。

習い性というものもある。

それで気付かぬまま

5年前にはもう切り替えてやめていても

良さそうな習慣を

まだ続けている、なんてことがある。

このブログの読者は

私とほぼ同年代の方かそれ以上の方が多い。

そこで一言、切り替えの暗示を行ってみる。

それは

「すぐ分かりたい年頃は終わった。

今はゆっくり続ける年頃ですよ」

と。

又はこう言う。

「はっきりした答えを求める年頃は終わった。

今は保留に保留を重ねて味わう年頃ですよ」

と。

色々な観点から、

私はその切り替りの年齢は

40歳ではないかと思う。

（勿論個人差はある。）

これは脳科学的でも何でも良いが

広く精神活動の経年変化によるものだと思う。

人生に対する取り組み方が変わるのだ。

しかし切り替っていることに気付かず、

20代、30代のバリバリガリガリで

遮二無二答えを求めたり

はっきりした答えを相手に要求したり

今すぐの結果や手応えを求めたり…

ということを今もこれからも続けるなら、

それは今の自分の波に合っていない

という理由で

自分を苦しめ、苛立たせるものになる。

私より若年の方は

今お話したことを近未来として

準備してみて下さい。

「それならまだしばらくは

バリバリガリガリ路線で行こう」とか。

やり切れば、やめるのもたやすいものです。

こういう変化はすべて

自分の意志が決めることではなく

宇宙のリズム、生命のリズムなのです。

そしてそれにどう同調するか？

答えは勿論、真呼吸、ですね。

他にはその上位版の瞑想、

またがヒーリングやカウンセリングなどが

自分の歩むべき道を

スポットライトで照らすような働きをします。

満月ヒーリングのお申し込みお待ちしております。

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修身、自己改造、霊的指導⑤

「全体の中で調和の取れている症状」について

２回お話した。

折角なのでこの件はもう少し続けたいと思う。

が、記事がまだ用意できないので、

今日は一旦、話戻って「修身」の続き。

――それで具体的に何を教えるのかと言うと、

①思考、感情の内容の是非

②仕草、話法、声色の是非

である。

この分類はどういうことかと言うと

①心の内容物

②その出し方

である。

更に喩えて言うと、

①食材、料理

②盛り付け、配膳

である。

カップ焼きそばのような思考・感情内容を

雑然とテーブルに放り投げれば

食べる人もまた雑然、

食事中の心模様や会話内容も

また雑然となるのは知れている。

それで「人生こんなもんでしょ」

はいかがなものだろうか。

しっかりと食材を吟味し、

正しく調理し

美しく盛り付けて配膳して初めて

食事の時間も美しくなるし、

そうしようと心から望めば出来るのである。

この食事は

人間関係そして人生の出来事の比喩である。

そしてこの時重要なのは

「人の世は人間だけのものではない」

という理解である。

多くの、というか、ほとんどの人は

目の前の人間相手にしか喋りかけていないし

更に悪いと、

目の前の人間にすら届かないような言葉で

ぼつぼつ喋ったり、

目の前の人間を通り越すような言葉で

がつがつ喋ったりする。

これでは人生が孤独で波乱に満ちているのも

仕方ないことなのだ。

なぜならそこには調和の空気がないからである。

ではその調和の空気は

どのようにして得ることが出来るのかと言うと、

「修身」なのである。

だからこの「修身」の意味は

従来の意味合いのように

社会道徳を身に付けることを目的とするのではなく、

霊的道徳を身に付けることを目的とする。

この霊的道徳が身に付いていると

病気をすることも

不調に見舞われることもほとんどなくなる。

ゼロとは言わないが。

また幸運に恵まれるようになり

人間関係も整っていく。

それはすべて霊的道徳によって

霊的存在と力を合わせて生きていくことが

出来るようになるからなのだ。

人との諍いや誤解が耐えない人、

万年、体が不調な人、

心が満たされ安らがない人は

必ず霊的道徳が身に付いていない。

で、その霊的道徳って何なの！

と思うでしょう。

実は日頃から書いているのです。

でも分からないでしょう。

「あなたのこれだよ」

と言われないと、分からないようになっているのが

霊的道徳というものである。

これは私が物惜しみして隠しているのではなく

そういうものなのだ。

方法としては

一対一でお話しながら、

直す、変える、抑止する思考・感情のパターンをお伝えし、

回数を重ねる中でその変化を見ていく、

という形になる。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

●スケジュール

6月25日（金）山羊座満月

7月10日（土）蟹座新月

（＊対面は7000円、遠隔は5000円）

●真呼吸会　毎週日曜。10：00～10：20。無料

●瞑想会　不定期

●お問い合わせ
①LINE：atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217

●ホームページ：https://www.microcosmo-healing.com/

●LINE公式（満月新月のお知らせなど）https://lin.ee/BhCsBpc（@463dflke）

●カウンセリング・性格直し・霊的指導
対面10000円／ビデオチャット8000円

●ヒーリング

対面7000円／遠隔5000円 ／マッサージ10000円（＊学割、未就学児割あり）

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

●会員制ブログ「メルクリウス」　アトリエこしきの「霊」部門。毎週水曜日更新。入会費10,000円

●こしき塾　アトリエこしきの「知」部門。毎週土曜日更新。

●アートなど

絵本『五つの小さな物語　第一話　木』500円（楽天kobo）

聴く鎮静剤『愛のオートマタ』（1800円）

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『遺書2021ーヒーラーが教える世界の秘密』15,000円

『真日本文明論』10,000円

『イエス新論』5,000円（＊メルクリウス会員には無料進呈）

全体に見て「良し」な症状？②

続き

体が異常を認識していないとは

どういうことだろう。

ここで問題になるのは

「私」がそれを問題視していても

「体」がそれを問題視していない、

という矛盾である。

この矛盾は実に頻繁に見られる。

一般に

「体」は全体の調和の中でのんびり構えているが

「私」はそれよりは常に気付くのも気になるのも早い。

例えば眩暈やふらつきについては

体はこう言っているのかもしれない。

「それが口実で休めるじゃないか。

ちょっと休んだ方がいいんだよ」

とか。

逆に言えば、

もしかしたらあなたは

そんな口実でもなければ

休むという発想がないのかもしれない。

休んではいけないと思っているのかもしれない。

昨日のご紹介した方に

これが当てはまるかどうかは分からないが

こういう例はある。

他の目的のために

安全弁や調整装置になっている可能性もある。

これが、症状が確かにあるにもかかわらず

「全体の中で調和が取れているから問題ない（かもしれない）」

と私が判断する理由なのだ。

しかしそうは言っても、

治りたい・治したい

という思いもあるのは勿論分かる。

そういう場合は

私以外の、個別的に問題を見る専門家に頼るか、

または私を頼られる場合は

対面ヒーリングやカウンセリングを受けられるのが良い。

または遠隔ならば

高頻度で継続的に受けるという手もあるかと思う。

後者（＝私）の場合

そうすることで、

その人の「全体」や「前提」、

「エネルギーの布置」が変わり

体が症状識別、解決という段階に進んでくれる

ということが起こり得る。

どちらにしろ

全体の中に収まっているものを動かすには

相当量のエネルギーが必要なのだが。

今の自分の限界や枠や定型を

作り出し保っているのは

自分自身の「心」である。

その心、つまり人生の見え方や自分の捉え方を

改めたり押し広げたりすることで

体の方もそれに同調していくのである。

一方、個別的に対応するのも良いと思う。

何から何まで心の顕れと捉えるかどうかは

趣味の問題だ。

と言うか、実際には確かにそれが道理なのだが

だからと言ってそれに無理くり

自分を服従させなくてはならない理由もない。

体の問題があっさりと体のレベルで

解決してしまうこともある。

しかし同時に、そのやり方では

一切改善しない場合もある。

また脅すつもりではないが、

やり方が上手く行かないと

症状が複雑化することもある。

横這いのまま変わらないこともある。

そちらの手法を試みても駄目な場合は

やはり改めて私のやり方で挑んでみるのも良いかと思う。

結論を言うと、対処は3案

①何もしないで受け入れる

②ヒーリングやカウンセリングを集中的に受ける

③個別的・対象的療法を受ける

となる。

ちょっと難しいが、お分かり頂けただろうか。

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