「考えない」という訓練は意外と難しい。
年がら年中、脳味噌は動いている。
よくもまあこんなに考えることがあるもんだ、と感心すらする。
で、何を考えているのかと思うと、ほとんど価値のないことばかり考えている。
ますます感心する。
思考を野放しにしておくと碌なことがない。
と言っても、頭を使わないといけないこともあれば、使いたいこともある。
例えば今、歴史の本を読んでいる。
「考えない」脳味噌だと、何も入って来ない。
でも面白いから読みたい。
こんな時、頭を使わないといけない。頭を使いたい。
結局重要なのはONとOFFで、自分の望む時にスイッチ切り替えを出来ると良い。