2020/08/22

真呼吸会話術7 話しても無駄な相手

睦み合いとしての会話には、いくつか必要な基本姿勢があります。

それは

・相手の良い性質を引き出すこと

・自分の良い性質を相手に差し出すこと


なぜ

「だらだらと際限なく無目的に喋ることは、

本当の意味では会話とは言わない」

と言ったのか?


それはそのようなお喋りには、上のような基本姿勢がないからです。


多分、皆さんも身に覚えがあることでしょう。

「ねー?」

「ねー」

で終わる会話。


どこにも向かっていません。

そして何も得ません。


また、緊張感を伴う対話は

・自分の悪い・弱い性質を相手から隠すこと

・相手の悪い・弱い性質を封じること

を基本姿勢としており、そもそもの関係が否定的です。


そのような対話はどれだけ繰り返しても、

心からの納得や相手への賞賛に至ることはありません。


それで私はよく

「話さないと分からない相手とは、話しても分からない」

と言うのです。


会話の質を、見直してみて下さい。

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