睦み合いとしての会話には、いくつか必要な基本姿勢があります。
それは
・相手の良い性質を引き出すこと
・自分の良い性質を相手に差し出すこと
なぜ
「だらだらと際限なく無目的に喋ることは、
本当の意味では会話とは言わない」
と言ったのか?
それはそのようなお喋りには、上のような基本姿勢がないからです。
多分、皆さんも身に覚えがあることでしょう。
「ねー?」
「ねー」
で終わる会話。
どこにも向かっていません。
そして何も得ません。
また、緊張感を伴う対話は
・自分の悪い・弱い性質を相手から隠すこと
・相手の悪い・弱い性質を封じること
を基本姿勢としており、そもそもの関係が否定的です。
そのような対話はどれだけ繰り返しても、
心からの納得や相手への賞賛に至ることはありません。
それで私はよく
「話さないと分からない相手とは、話しても分からない」
と言うのです。
会話の質を、見直してみて下さい。
0 件のコメント:
コメントを投稿