会話はよく言われるようにキャッチボールなのですから、
それにふさわしいボールを投げなければいけません。
すなわち、キャッチボールなのに
バドミントンの羽を投げたり、
卓球の球を投げたりしても仕方がない訳です。
そんなの当たり前だと思われるでしょうが、
でも会話ではしばしばそういうことが起きています。
「そんなこと言われても私は関係ないんだが・・・」
というような話題を、思いつくまま喋るのは不自然です。
以前、道を歩いていたら知り合いにばったり会い、
「あ~河邊さん~お久しぶりです」
から始まったのは良いですが、
その後続くベラベラベラが
私には何の関係もない人間関係にまつわる話の連続で、
「それじゃ、さよなら~」
ようやく解放してくれた時にはどっと疲れたものです。
こういう人のことを私は「時間泥棒」と呼んでいます。
これは極端な例ですが、
相手と共有できる事柄について話をすることが大切です。
共通の関心を持てること、ですね。
と言われてもなかなか見分けが難しいと思うのですが、
コツがあります。
それは「喋り続けないこと」です。
自分が言葉を止めた時、
相手が引き取って話題を続けてくれるなら、
それは相手が興味を持っている話題だということです。
そうしたらその会話を続けてOK。
相手が続けないなら、
「あ、興味のないことを話していたんだな」
と察知して、話題を変えるのが正解。
やってみて下さい。
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