2020/09/29

聖母と菩薩

おはようございます。
おじじです。

今日はご質問にお答えします。

ところで、おじじが再び?「悟りを開いた」とはビックリしました。今後のブログにワクワクです!
そこで一点質問があるのですが、「菩薩」と「聖母マリア」は、どのような関係/存在とお考えでしょうか?
現在の私にはマリア様がとても近しい存在で、何につけマリア様です。マリア様により大きな安心感を得られます。
お時間ある際、教えて下さいませ。よろしくお願いいたします。

菩薩=見本となる人格、
と語りましたね。

見本を心に宿すことで、
自分の赦しの心を深めたり定着させたりすることが出来ます。

そういう機能が同様に働くのであれば
菩薩ではなくマリアでも良いと思います。

そもそも戦国時代にキリスト教が初めて日本に伝えられた時、
この異教の諸概念は仏教用語に置き換えられる形で紹介されました。

「天国」は「極楽・浄土」に
「デウス(神)」は「大日如来」に、
その中で、マリアは「観音菩薩」と同一視されたんですね。

そして
「まりあ観音」
という新たな霊的概念が
日本で生まれた訳です。

見た目や名前は違っても

「すべてを許してくれる存在」
「無限に優しい心」

これが洋の東西や文化の違いを超えて
人々が見出し得た心の在り様の一つであり、
その究極の形だったのでしょう。

戦国時代に日本で急速に切支丹が増えた理由の一つは
「仏教の世界観を下地に説明したから」
と考えられています。

だから「まりあ」と聞いた時に
「ああ、観音様のことか」とすぐに分かった。

それほどまでに
「精神世界に存在する大いなる慈悲」
というイメージは、
当時の人々にとっても明らかだったのでしょう。

だから私たちが聖母マリアと言う時、
知らずして菩薩の像に重ねているかもしれません。

こういうことを踏まえると、
そのイメージに近付くのにその人が見る像が
菩薩であるか聖母であるかに
大きな差はないと思います。

重要なことは、
高い見本を持ち、「そのように自分もなりたい」
と願い、実践することなのです。

とは言え・・・
結局日本人の体にはお米が合うように、
日本人の心には日本の宗教が最終的にはしっくり来る、
というのもまた事実です。

「今は菩薩よりは聖母の方がイメージし易いな」
と思っても、頭の片隅、心のどこかでは
「やっぱり最後は菩薩かな」
と思っておいても損はないかと思います。

するといつかどこかでピンと繋がるものが
湧き出てくるかもしれないです。

いずれにせよ、
心の中に赦しの心を宿して生きていきましょう。

以上がお答えになります。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
お読み下さりありがとうございました。
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今日も皆様が魂の道を歩まれますよう祈っております。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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