2021/02/11

建国記念日

おはようございます。
おじじです。

本日は建国記念日です。

今日はお伝えしたいことがある気がして
昨日の内から思いを温めていました。

私たちは惑い、悩みながら生きています。
その中で、喜びや幸せや生き甲斐を探し求めています。
初めから与えられているのではなく、
自分自身の意志と努力によって
その答えに一歩ずつ近付いていく営みです。

それはとても有難いことなのです。
確かに人生には非常に辛く、恨めしく思われる時があります。
しかし初めから誰かに山頂に連れていかれるようでは
人生という登山という体験することはできません。
また登ることが禁じられている山では
あなたは遠くから、
自分とは関係ないものと眺めることしか出来ません。

前者は洗脳社会で、
後者は独裁国家です。

私たちが属しているこの国は、
洗脳国家には近いものの
その気にさえなれば
私たちが良心を温め、
知性を育んでいく余白をまだ残しています。
その余白の一隅を照らす活動を
私はここでしています。

良心を温め、知性を育む。
それは魂を生きるということ。

人はこの世に生まれ落ちると
魂であったことを忘れ、
ヒト科の生物に成り下がります。
無駄な思考、
不穏な感情、
不毛な空想が
体内から湧き出してきて
私たちに魂を忘れさせます。

しかしこの国には
私たちに魂を思い出させようとする
あまたの霊や神がおわします。
それは太古の昔からこの国に根付いてこられた神々です。

歴史的に日本は外国から神や宗教を押し付けられていません。
導入する時には常に日本流に作り変えてきました。
そして教義を信じるよりも
自分たちの「腑に落ちる」感覚を尊重してきました。

その結果が、
(残念ながら今は変わりつつありますが)
契約よりも情緒で斟酌し合う社会、
戦いよりも和解を求める心、
人を説き伏せるより己の心を説き伏せる倫理観を
この国に育んできました。

これは一朝一夕に得られるものではありませんし、
私たちがこうと決めれば今日から作り上げていけるものでもありません。
長い歴史だけがそれを可能にし、
そこを貫いていたのは
「日本は神国である」
という自尊心と愛着だったのです。

神国という言葉を聞いて
反射的に戦争や極右を連想しないで下さい。
それは元々は単に自分の国を愛し尊ぶ言葉なのです。

「自分のことを愛し尊ぶ」

これは皆様個人にとっても目標であり
理想とすべき人生の指針であると思います。

あなたが(キリスト教的意味ではなく)
自分は神の子であると思うことが出来たなら
あなたは無限に人に優しくなれるでしょう。
神の子にふさわしい美しい生き方をしたいと
自然と望まれることでしょう。

それを国という尺度に拡大すると
「神の国」となるのです。

自国を「神国」と呼べるほど
素晴らしいことはないのです。

それは他国を見下す思想ではありません。
自分を神の子であると認めるために
他者を貶める必要があるでしょうか。

人と人、国と国、集団と集団が
金や力を求めて互いに喰らい合うこの世において
優しさや恥の心や磨かれた知性を持つことだけが
物事の狂いに歯止めをかけます。

その狂いはしかしまず私たちの心の中に
毎日のように押し寄せているものなのです。

人間というものは個人では弱いものです。
私たちがどんなに知恵を絞っても、
それが自分一代限りのものなら
その中に解決は見つかりません。

しかし私たちには私たちが連なる祖先があり
その人々が育み温めてきた
日本的知性、日本的情緒が
私たちにひそかに答えを伝えてくれます。

「日本人ならこう考えたらいいんだよ」と。

その事細かなことはここでは省きます。
「日本人なら」ということは
私たちの中から薄れています。
しかし聞けばすぐに合点がいって
思い出すことが出来ます。
そのためのヒントをこしき塾ではお伝えしていますから読んで下さい。

私たちが子供の頃から受けてきた教育はほとんどが
日本を嫌いになり、日本人であることに自信を持てなくするためだったのです。
代わりに外国に憧れてきましたが、
憧れを増せば増すほど不幸です。

これを個人になぞらえてみて下さい。

自分を好きになろうとせず、
自分の良い所に注目し、それを伸ばそうと努力もせず
いつも他の誰かになろうとし、
丈の合わない服を着ている。

そんな人間が幸せだと言えるでしょうか。
満たされていると言えるでしょうか。

自分を尊び、自分を育てていくことは
すべて命あるものの努めなのです。
戦後それを怠って他所ばかり見てきた日本は
今このように弱り果てています。

日本という国は地理的にも程よく閉鎖され、
程よく開かれていたからこそ、
私たちは「都合よく」自分と世界を調和させながら
成長してくることが出来たのです。

これは胎児に似ていると思います。
胎内は別の世界でありながら、
この世界に属する母親から
生きるためのエネルギーを貰い、
そして徐々に自分自身の中に
膨大なエネルギーを蓄えていきます。
半分起きていて半分まどろんでいる所で
命はひそかに芽生えるのです。

このような環境に恵まれた国は他にないのです。
本当かな、と思う人はあらゆる国の歴史を調べてみて下さい。

しかしもしこの国がいつも内紛していて四分五裂していたようなら
私たちの暮らしは困窮や紛争に悩まされ
このように穏やかな日本的心を育くむことはできなかったでしょう。

日本という島々を一つの国家が纏め上げてきたこそ
そういうことは可能になったのです。
その国こそ日本国です。

考えてみて下さい。
飢餓の状態で、戦争の時で、圧政の下で
「どのように生きるべきか」
「心のどこに静けさはあるか」
「幸せとは何だろう」
など考えられるでしょうか。

生きることで精一杯です。
自分が生きることが最優先になり、
他のすべては後になります。

しかし日本はそうではありませんでした。
そのような状況が歴史的に連続した結果
「日本人は優しい」
という世界的な共通見解が自然と出来上がったのです。

このことを
「そもそも日本人はDNA的に優しいから」
と考えないで下さい。
それは自惚れというものです。

環境が人を決めるのです。
良い環境にいる時、あなたはご自分が他人に優しくなることを
ご存知でしょう。
逆に環境が悪いと、人に辛く当たり、自分のことも嫌いになるでしょう。
こうして私たちは「良い環境」にいられることの有難さが分かるのです。

今日このお話をしたのは
私たちがこのような心を持つに至ったその始まりが
遠い昔の日本建国であったからです。

建国記念日が史実に適うか云々は重要ではありません。
そんなことを言ったらキリスト教だって同じです。

問題は「物語」なのです。

ある時、国が興った。
その国を幹として、枝が伸び、葉がつき、花が咲いた。
その一つ一つが地方の共同体であり
家族であり、個人なのです。
そしてその国はいまだ滅びていません。
日本は現存する世界最古の国なのです。

樹齢2000年の樹を見れば胸打たれるでしょう。
それと同じ驚きを、この日本国に向けてみて下さい。
この樹から伸びる枝葉であるご自分に
大きな誇りを持てるでしょう。

日本は戦争に負けて以来、
自己嫌悪するように仕向けられてきました。
そして「国のおかげ」などという発想は持つべきではなく
自分の人生は自己完結的で誰にも何も負っていないと
思い込まされてきました。

しかしそうではないのです。

私たちが大きな繋がりを心の中に取り戻した時
静かな強さと安定と感謝の思いが
内側から湧いてきます。

それが皆様の人生を支え導く力となるのです。

非常に長くなりました。

以上が本日、建国記念日に当たってお伝えしたかった内容です。

今日は日本に生まれた有難さをひとときでも
感じようと努めて下さい。
恵まれた民であることを思い出し、
自分は豊かな人生を生きることが出来るのだと
もう一度信じてみて下さい。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
お読み下さりありがとうございました。
今日も皆様に良いことが沢山ありますよう祈っております。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●スケジュール
2月12日(金)水瓶座新月
2月27日(土)乙女座満月
(*対面は7000円、遠隔は5000円。)
2月28日(日)ー3月6日(土)個展
*期間中、対面のヒーリングは休業します。

●毎週日曜日開催の真呼吸会に是非ご参加下さい。
(10:00~10:20。無料)

●お問い合わせ
①LINE:atelierkoshiki
microcosmo.healing@gmail.com

●LINE公式(満月新月の波に乗るアドバイスをお伝えします) 
https://lin.ee/BhCsBpc(@463dflke)

●カウンセリング
・対面10000円 
・ビデオチャット8000円(*会員5000円)

●治良
・対面7000円
・遠隔5000円 
・肚揉み10000円

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

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