2023/01/25

脳の秘められた機能について1

遠隔ヒーリングの流れでご質問。

「人は脳みそを全然使いこなせていないと一般的に言われてるじゃないですか?瞑想したり、感覚を研ぎ澄ませたり、カワベさんのようにヒーリングをしたりする時に脳みその能力を結構使っているのかもしれないなと先日ふと思いました。」

実際、脳の機能はほとんど使われていないと言われている。
そんなことを聞かされると、ここは一つフル稼働してみたいものだ…と思うのが我ら人間の浅ましさ。
でも結論から言うと、脳機能をほとんど使わないまま私たちは死んでいく。

五感だけでも既にかなりの開きがある。
子供の認識力や感知力は大人のそれより遥かに高い。
子供はあるがままに外部情報(音や光など)に反応しているのが分かる。
大人の情報入力はずっと間口が狭い。
また特定の分野に関して訓練を積んだ人とそうでない人との間にも、同じく差がある。

第六感になると、とんでもない開きが出てくる。
第六感は多分、「気配」「雰囲気」「波動」、そういうものに反応する機能だと思うけれど、分からない人には全然これらが分からないし、分かる人にはかなり詳細に分かる。
Aさんが仰るように、ヒーリングに際して遠隔視する時などに、拡張した第六感はほとんど千里眼状態になる。

第七感はもっと奥深くて、対象がどういう文脈に属し、どんな過去からどんな未来に向かおうとしているのかを読み取る、更に必要ある場合はそこに干渉して進路を新たに作ったりする際に、それが成功するかどうかを予見する感覚でもある。
例えば私はカウンセリングの時にはこの能力を使っていると思う。

上の割り振りが、古来仏教で言われてきたものに照らして正しいかどうかは分からないが、個人的感覚としては、第六感と第七感に相当する感覚の間には隔てがあると感じている。

第八感もある。
でも話が高度になり過ぎるので、今日の所は割愛する。

ともかくこのようになっている。
さて、脳の秘められた力というのは、本質的には「より高度なもの」と見做すのが良いと思う。
だから霊性の階段を上がっていけば行くほど、脳の機能は拡張する。

ご質問のAさんも機能も、この数年でちゃんと拡張している。
それは私との交流に関して言えば、瞑想、ヒーリング、感覚の訓練などを積まれているからだ。
でもご本人にその自覚はないことが多い。

「そうなんですね。
脳機能拡張してるはずと教えてもらってありがたいのですが、サイキック能力が出てきた!とか、再生能力がUPし美肌になった!とか、目に見えた変化がないので、ふーん、そうなんだ。くらいにしか思えないのが残念なところです(笑)」
というわけで、明日に続く。

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