先日お伝えした『あなたを幸せにする日本近現代史』の配布を始めました。
序文の一部をご紹介します。
この文書は日本の近現代史について語るものです。なぜヒーラーが歴史について語るのでしょうか。それはこの問題が私たちの幸せと奥深くで非常に密接に関わっているからです。ご存知のように私のヒーリングの目標とする所は目先の健康増進や病気回復ではなく、自己実現です。自己実現とは「なり得る自分になる」ということで、私たち、いやこの世のすべての存在は自己実現の過程を生きていると言えます。しかし私たちが自己実現しようとする時、大きな壁となって立ちはだかるものがあります。それは不幸の感覚、無力感、生きていることへの悲しみや呪わしい気持ち、希望への疑いなどです。このような感情は私たちに変化を拒ませ、人生の豊かさに向かう努力を嘲笑います。克服することが非常に困難な呪縛です。
しかしふと周囲を見渡せば、実に多くの人が「人生なんてこんなもの」と肩をすくめて言っているのではないでしょうか。真剣に悲しむ人もいる一方で、涼しい顔をして人生と世界の無価値を達観するふうな人もいます。逆に燃えるような心で、人生を分厚く濃密に過ごそうと思う人は決して多くはありません。
日本人の多くがそうである以上、これは日本という国の風土病とも言えるのではないでしょうか。もしかしたら元から日本人はそんな気質なのかもしれません。そこで過去を振り返ってみましょう。するとこんな言葉に出会います。特攻兵の言葉です。
ご存知の通り特攻兵は先の戦争末期に、自らの身を弾丸として敵艦にぶつけるという戦法を命じられた若き兵士たちです。
「僕たちの力で日本を勝たせて、君たちをきっと学校に戻すからね」
「僕たちが死んで日本を守るよ」
「日本はきっと良くなるよ」
たった80年前の日本人は、こんな言葉を残していました。明日の今頃には敵艦に突撃し死を定められている人間が、人生を投げ出しも嘲笑いも呪いもせず、他人を責めるでもなく国を責めるでもなく、ただただ自分に出来ること、国のために同胞のために出来ることだけを考え、そこに精神を集中させているのです。
それに対して私たちはどうでしょう。日々こんな考えを弄んではいないでしょうか。
「自分一人の力なんてね」
「誰かのために死ぬ?」
「日本はもう良くならないよ」
私たちとの間に広がるこの断絶は何でしょうか。
その答えをこの文書を読む中で見つけてほしいと思います。
別に私は国のために死ぬのが正しいと言いたいのではありません。国のために死なないで済む今は良い時代です。しかし引き換えに、燃えるような思いは私たちから失われてしまいました。
私たちは一人一人が「私」と「日本」で出来ています。半分は自分のものです。自分で好きに出来ます。どう生きるのも何を選ぶのも自由です。でも残り半分は日本のものです。日本によって作られ、日本から与えられ、日本に還っていくものです。日本といっても政府のことではありません。私たちが生まれてこの方ずっと吸ってきた、この空気のことです。
例えばあなたがあなたの心を言葉に出来るのは日本が日本語をこれまで保ってきてくれたからです。日本語はあなたがどうこうしたものではありません。私たちはそれを使わせて頂いている立場です。こんなふうに、私たちは知らずに日本という大きな木から、土壌から、恩恵を受けて生きているのです。
私たちの体と心の半分である「日本」を好きになれば、私たちはもう半分である「私」をこれまでよりもっと好きになれます。ああ、日本人に生まれた良かった、日本の心を持っていて嬉しい、と心から思えるようになります。そして自分の問題にばかりかまけるのではなく、日本に恩返しをするために立派な人間になろうと願い、大きな視野と深い心を持って生きることが出来るようになります。
日本を愛し、あなたを愛するための歴史の勉強を、これから一緒にしていきましょう。
そのために私たちが知るべきことが、『あなたを幸せにする日本近現代史』なのです。
分量は前回の『遺書』の丁度半分、A4で30枚です。
一日で読み切れるくらいの短さではありますが・・・
内容は非常に濃くなっておりますので
是非再読、再々読して頂きたいと願っています。
私たちにとって
「霊的に生きる」ことは人生のテーマの一つですが、
実はその一つ手前の段階に
「日本人として生きる」というステージがあります。
言ってみれば社会人に上がるまでの学生期間のようなもの。
ここを押さえられると、
「霊的な生き方」が、なんとなくぽわーんとしたものかなら、
どっしり地に足の着いたものになります。
ヒーラーが語る、魂の栄養になる歴史の授業というのは
なかなかないものだと思いますので、
是非皆様に手に取って頂きたいと願っております。
①PDFでの配布になります。
②お代は1万円(分納後納を歓迎します)。
③無料のオンライン講座が1回ついてきます
(参加者希望者の皆様と調整します)。
①LINE:atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
https://lin.ee/BhCsBpc(@463dflke)
0 件のコメント:
コメントを投稿