若い内から姿勢に気を付けよう

ご高齢者の関節痛について書いたが、若い人にも言っておきたいことがある。

「若い人」は50歳くらいまでか…

今どきの若い人は高年齢だなあ。

「人間五十年、下天の内をくらぶれば夢幻の如くなり」は遠い昔。

今では60歳でも若い。

しかしこの文脈では一応50歳までとする。

何の基準で「若い」というのかと言うと、柔軟性の観点である。

私たちの肉体は年を追うごとに硬くなる。

一方で柔らかくしていくことも出来る。

そのせめぎ合いが、「硬さ」に向かって傾斜していくのが50歳くらいかな、という気がするのである。

いま私は40歳だけれど、肉体の衰えはとっくに感じている。

「ダメになっている」という意味ではなく、下降線に入っている、ということだ。

ともあれいつかは必ず硬くなるので、今から備えた方が良い。

変な形で硬くならないように。

ご高齢者の膝の話の時、骨盤が云々と言ったが、

若い内はそれでも問題がなかったのである。

それは柔らかかったからだ。

曲がっていても柔らかければカーブを描いて痛くない。

しかし硬くなると、曲がるにはギュっギュっとしなければいけない。

だから痛いのである。

私たちの体は今はまだ若いから痛くないけれど、

年を取ったら痛みが出てくる歪みを既に内包しているのかもしれない。

そのように考える必要がある。

正直言って、お年寄りになってから出てきた関節痛はどうしようもない。

だからこそ関節痛の兆しは若い内に除いておくべきなのだ。

どうしたら良いのかというと、姿勢である。

それから柔軟体操。

しかしもっと根本的には佇まい、考え方、生き方。

真っすぐ体を立てていれば、負担は最も少ないのだ。

重心を右に左に傾けて立つ癖をつけていれば、

それが老後の痛みの元にならない訳がない。

また、うつむいていれば必ず首が前に出るだろう。

背中は丸くなるだろう。

そうなってから嘆くのではなく今から気を付けよう。

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●スケジュール

10月4日（月）完売フラウト・トラヴェルソ コンサート & 呼吸法ワークショップ（檜原村）

10月6日（水）天秤座新月

10月20日（水）牡羊座満月

（＊ヒーリング対面は7000円、遠隔は5000円）

●真呼吸会　毎週日曜。10：00～10：20。無料

●瞑想教室　不定期

●お問い合わせ
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対面7000円／遠隔5000円 ／マッサージ10000円（＊学割、未就学児割あり）

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