2022/10/01

自分の中の人間を黙らせ、動物を喋らせる、という体の運用法

最近、とみに体のことについて語るようになった。
それまでは精神一辺倒だった。
と思いきや、Aさんに「いや、そんなことはないです。ずっと言われていました」と言われ、思い返してみた。
自分なりに考えてみるとこういうことだ。

「体のこと」と言うと、ある種のエクササイズとか食養生とかそういうことを考えがちである。
その点では私はほとんど何もやって来なかったに等しい。
しかし「体のこと」にはまた別の側面や切り口もある。

例えば日常的な動作の中でも無駄な動きが多かったりする。
歩き方一つを取っても、自分の体という袋の中に意識を密閉させて(←比喩です)歩くのと漫然と歩くのでは全く違うものになる。
そして私はそういうものを「歩き方のエクササイズ」とかそういうふうに決して思っていた訳ではないのだけれど、このように普段の心がけによって、同じように歩いていても、ある人の体はしなやかさを保ち、ある人の体は硬さを得る、ということがある。

洗濯籠や鞄などの重たいものを持つ時も、体の中の動きを感じて、一番適した動作を引き出すと、体を痛めなかったりもする。
この時具体的に考えることは、たとえどんなに重たいものを持つ時でも体を曲げない、というようなことだ(ちょっとこれについては断定的には言えないのだが、一例、一案として)。
こういうことは日々の研究という程の大したことではなく、一種の動物感覚ではないかと思う。

同じ行為をするのでも、どこに力の支点を置くかとか、どこを目標としてイメージするかで、負荷は重くも軽くもなる。
そういうことを動物たちは当たり前のようにやっている。

当然、本来は人間にもその能力(物理的試算力)は内在している。
だから体に精通するということは、まず自分の中の眠れる動物性を駆動させるということであり、当然の代償としてそれと相反する「人間臭さ」を減退させていくことなのだ。
それは意味もないお追従笑いだったり、顔芸だったり、諸々の固定観念だったりする。
これは捨ててしまって全く問題ない。
なぜならその無用の持ち物のせいで私たちは疲れているのだから。

自分の中の人間を黙らせ、動物を喋らせる――これがどうやら私がAさんに長年語っていたという「体を使え」ということの意味だろうか、と考えた。

【スケジュール】
10月10日(火祝)牡羊座新月
10月16日(日)11時瞑想教室(オンライン2000円/アトリエ3000円)
10月25日(火)蠍座新月

無料電話相談室やっています。体の悩み、心の悩み、何でもご相談下さい。
●毎日無償の遠隔ヒーリング「こしきの輪」是非ご入会下さい。
●真呼吸会は毎週日曜10:00~10:20。
無料です。YouTubeにチャンネル登録して頂くと便利です。

【メニュー】
①アトリエでヒーリング 10000円
②ビデオ通話でヒーリング 8000円
③ビデオ通話なしで遠隔ヒーリング 5000円
*学割、子供割あります。
*出張も承ります。

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

【お問い合わせ下さい】
①できればLINEで:atelierkoshiki
microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

0 件のコメント:

お知らせ

会員制ブログ新設のお知らせ

昨日のブログ、評判が良かったですね。 皆様のお役に立てば嬉しいです。 今日はお知らせです。 会員制のブログを始めます。 『遺書』の更に奥にある、この世界の秘密について語ります。 人によっては恐らく、 「一番知りたかったこと」を知ることが出来るでしょう。 その辺りのことを言葉にして...