2020/08/10

真呼吸30 自分の声を聞きながら話そう

真呼吸3つの方法。
最後は「声を聞く」でした。

皆さんは日頃ご自分が発声する際に、
声をしっかり聞いていますか?

多くの人は、話している話題に夢中になり、
自分の声はほとんど聞いていません。

その結果、

・声が大きすぎる、小さすぎる
・声が汚い、固い
・早口、ほとんど息をしない

などの特徴が表れます。

一方、自分の声を聞きながら話す人は

・相手の目を見ることが出来る
・心に余裕がある
・伝わる言葉のみを発する(=伝えるつもりのない独り言を言わない)

などの特徴を見せます。

会話中の言葉はよく言われるようにキャッチボールであり、
相手に届けるつもりでなければ何の意味もありません。

しかし多くの人はそれを知らず、
相手に投げずに床に落とす、
いつまでも掌の上で弄ぶ、
見当違いの方向に投げる、
度を超えて強く投げつける、
などのことをします。

そういう会話は会話として成立しません。
会話が終わった後、疲れていることでしょう。

これはひとえに、言葉は何のためにあるのか
ということを理解していないために起きる現象です。

もしあなたが話している最中にも自分の声に耳を傾けられるようになれば、
本来の正しい言葉の用い方を、あなたは自然と出来るようになります。

その時あなたはこれまでよりもずっとリラックスして
会話することが出来るようになっていることでしょう。

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