まどかは車が好きである。
男の子はおよそこのようなものらしいが。
家の中にいると暇を持て余して
「外に行こう」と訴えてくる。
妻のご実家は
家を出ればすぐに木立の斜面であり
降れば牛小屋があり、
空は高く、鳥たちの声が心地よい。
狛江では
家を出ても目に入るのは他の家々ばかり。
空は電柱、電線に切り刻まれ、
狭苦しく、路地によっては洗剤臭く、
車と人通りが絶えない。
正直、歩いて気持ち良い土地では全然ない。
という訳で、
ここは思い切って道路端に立つ。
すると車が見放題である。
我が狛江通りには結構な数のバスが通る。
トラックも通る。
ここで彼が見せる反応は面白い。
その二車線の狛江通りに出るまで、
住宅地をゆっくり3分ほどかけて歩く。
駐車してある車を見ると
「ぶー」
バイクを見ると(その頭文字を取って)
「ばっ」
と指差しながら言う。
謂わばこれは前座である。
そして狛江通りに辿り着くと、
バスがやって来る。
トラックがやって来る。
車が大型化すればするほど、
彼のテンションは上がる。
面白いことに
車は「ぶー」で
バイクは「ばっ」だが、
バスやトラックには相応する幼児語がない。
その心、
「とてもじゃないが名前なんてつけていられるほど冷静でいられない」
と言う訳で
「おお~~!」
「うい~~!」
「うお~~!」
と、多様な興奮の音声でお出迎え。
そしてもう車やバイクなぞ見ても相手にもしない。
眼中にあるのは、ひたすらバスとトラックである。
何度見ても、何台通り過ぎようとも
感動が醒めやることはない。
ちなみに先日妻のご実家にて、
牛を見ていた時。
その場所は二車線の通りに面しているのだが
牛と車と、どっちにより関心を示すのだろうと思っていたら
今では車とりわけバス、トラックだった。
この前までは牛専門だったのに。
こうして変わっていくのだな、意識というものは。
さてそういう訳で現時点における
『幼辞苑』を纏めると。
おっおっ=「これ、おまえ、おまえ」
かっか=鳥
じ=①親爺(アトリエこしきのマスコット)②じいじ(祖父)③おじじ(父)
ば=バイク
ばっば=①犬②ばあば(祖母)
ぶー=車
ぶんぶ=虫、特にてんとう虫
ぼーん=①傘②「傘を広げよ」③「傘を持って散歩に行こう」
ぼっぼ=もっと
まー=ただいま
んもー=①牛②「牛を見たいよ」③「牛を見に散歩に行こう」
後はだいたい表情、身振り手振りで通じる。
言語獲得とコミュニケーションの神髄を見せて頂く気分である。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●スケジュール
5月5日(水)こどもの日特価(子供割より500円OFF)
5月9日(日)母の日特価2500円
5月12日(水)牡牛座新月
5月26日(水)射手座満月
(*対面は7000円、遠隔は5000円)
●真呼吸会 毎週日曜。10:00~10:20。無料
●瞑想会 不定期
●お問い合わせ
①LINE:atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
●ホームページ:https://www.microcosmo-healing.com/
①LINE:atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
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●LINE公式(満月新月のお知らせなど)https://lin.ee/BhCsBpc(@463dflke)
●カウンセリング
対面10000円/ビデオチャット8000円
対面10000円/ビデオチャット8000円
●ヒーリング
対面7000円/遠隔5000円 /マッサージ10000円(*学割、未就学児割あり)
●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円
●会員制ブログ「メルクリウス」 アトリエこしきの「霊」部門。毎週水曜日更新。入会費10,000円
●こしき塾 アトリエこしきの「知」部門。不定期更新
●電子書籍
絵本『五つの小さな物語 第一話 木』500円(楽天kobo)
●PDF文書
『遺書2021ーヒーラーが教える世界の秘密』15,000円
『真日本文明論』10,000円
『イエス新論』5,000円(*メルクリウス会員には無料進呈)
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