2021/09/15

3.「正しさ」を無理強いする自然療法は健康破壊である

「歪みがないのが正しい」
「病気していないのが正しい」
と世の中の人は安直に考えるが、
そういうものではない。

「歪んでいるのが正しい」
「病んでいるのが正しい」
ということもあるのだ。

単純に言って
「歪んでいないのが正しい」のと
「歪んでいるのが正しい」のと
この世界においてその配分は5:5である。

どういうことか
こしき学の例に倣って自然界を観察しよう。

ある種の植物は
春に花を咲かせ、
秋に葉を落とし、
冬は死んだかのようである。

その全てが「正しい」のである。
つまり環境に対して相応だということだ。

または山に行ったことがある人ならご存知だろう。
斜面に立つ木は斜めである。
斜めが「正しい」のである。
これもまた環境に対して相応だということだ。

逆に斜面にもかかわらず
真っ直ぐ天を衝いて立つ木は倒れる。
するとこの真っ直ぐは「正しくない」のである。

頸椎2番の話に戻る。

ある人の頸椎2番は歪んでいるのが正しいのである。
カイロプラクティックは、
いかなる頸椎2番であれ
レントゲン的に「真っ直ぐ」なのが「正しい」と考える。
だから稚拙なのである。
確かに、真っ直ぐにすれば一時的な効果は得られる。
しかし長期的には大損害である。

斜面に斜めに立つ木を見て
「真っ直ぐにしよう」

そして真っ直ぐにして倒れる。

これは治療ではなく破壊である。

しかし脊椎は植物の幹より柔軟性が高い。
それで歪みが不当にも正されてしまった場合は
次の歪みをもって補おうとする。

これが体の実相である。
しかしクライアント自身は
自分の身に起きていることが分からない。

それで再び施術を受けに行く。
歪みが正され、
(表層感覚的には楽になり)
しかし深層において歪みは再び復元され、
またその歪みを正し…

これを繰り返す内に、
頸椎がガタガタになってしまうのだ。

これは頸椎に限った話ではない。

この世の全て、なるべくしてそうなっている。
自分の信じる「正しさ」を無理強いすることは
何の益もないどころか
状況を混乱させることにしかならないのだ。

世界よ、頼むからこの程度の理屈は分かってくれ、
と私は常々思っている。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●スケジュール
9月21日(火)魚座新月
9月23日(木・祝)秋分。瞑想教室
(*ヒーリング対面は7000円、遠隔は5000円)
10月6日(水)天秤座満月

真呼吸会 毎週日曜。10:00~10:20。無料
瞑想教室 不定期

●お問い合わせ
①LINE:atelierkoshiki
microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217
●ホームページ:https://www.microcosmo-healing.com/
●LINE公式(満月新月のお知らせなど)https://lin.ee/BhCsBpc(@463dflke)

●心の指導
対面10000円/
ビデオチャット8000円
●ヒーリング
対面7000円/遠隔5000円 /マッサージ10000円(*学割、未就学児割あり)

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

会員制ブログ「メルクリウス」 アトリエこしきの「霊」部門。毎週水曜日更新。入会費10,000円

●アートなど
聴く鎮静剤『愛のオートマタ』(1800円)
その他、CD、絵、小説の販売もしています。

●PDF文書
*時々最新版に無料で更新します。

0 件のコメント:

お知らせ

会員制ブログ新設のお知らせ

昨日のブログ、評判が良かったですね。 皆様のお役に立てば嬉しいです。 今日はお知らせです。 会員制のブログを始めます。 『遺書』の更に奥にある、この世界の秘密について語ります。 人によっては恐らく、 「一番知りたかったこと」を知ることが出来るでしょう。 その辺りのことを言葉にして...