幼稚園にお別れのご挨拶

子供が幼稚園から保育園に移った。

幼稚園には1年半ほどお世話になり、沢山の良い体験をさせて頂いた。

校舎のない屋外幼稚園。

近くの里山を散策し、お弁当を一緒に食べる。

子供たちは凸凹の土の上を走り回り、夜には蛍が飛び交う清らかなせせらぎの中で水遊びする。

6月にはたわわに実る桑の実を取っては口元を紫にして食べた。

そして誰もマスクはしない。

そんな環境だったので、私のような人間もごく自然と受け入れられ、自由に伸び伸び遊ばせて頂いた。

「何を為さっているんですか？」

「ヒーラーです」

「ああ、そうなんですかあ。すごいですねえ」

といった具合である。

お別れの挨拶に、昨日は沢山のお菓子を作って、お昼時に顔を出した。

「おじじがいなくなるとみんなが寂しがる」

「これからもいつでも遊びに来てほしい。催しの時は声をかけます」

とまで言って頂き、お別れのはずが、更なるご縁の始まりとなった。

最近特に話の合うお母さんが一人おられ、ひとまずの「最後の」会話を交わした。

私に初めて会った日はその方の誕生日だったとのことで、おじじと話したことで見える世界が変わった、あれはきっと誕生日プレゼントだったと仰って下さり、とても嬉しかった。

そして問われるまま、人の縁のこと、魂の計画のこと、人生に働く力のこと、そして親の愛は子に世界への信頼感を育むことなどをお話した。

どの話にも深く感銘を示して下さり、そぼ降る雨の中、話が尽きることはなかった。

（最後はその方のお子様がぐずって強制終了となった。）

離婚を求められたのが昨年末のことなので、それ以降、私は幼稚園に行くことはなかった。

もう行くこともないのだろうと思っていた。

しかし5月だったか、別れた妻が、子供を抱いての野山の散策が体に堪えるとこぼしたのを聞いて、私も意固地や立場は捨てて助けてやろうという気になった。

それ以来、退園まではほとんど毎回、私が片道1時間かけて幼稚園を担当した。

おかげで幼稚園の皆と充実した時間を分かち合うことが出来た。

その幼稚園にいる時、私の中から明るく快活な自分が出てきて、同時に人を感化する言葉を語っていた。

思い返すと7歳くらいまでの自分はそのような印象を与えていた気がする。

自分は真っ直ぐ育ったらこんな感じだったのかな、と、懐かしい自分に再会した気がした。

そんな明るさ軽やかさが出てくるのは、子供たちという触媒を得てこそなのだろう。

大人の生きる世界は良い意味においても悪い意味においても、渋く、味わい深いものである。

しかし渋くなればなるほど人生はただ難しくなる訳ではなく、その分大きく包み込むようにゆとりのある言葉を語れるようになるものであるらしい。

そんなことが分かったことも、この幼稚園で過ごした日々の収穫だった。

【スケジュール】

9月10日（土）魚座満月

9月11日（日）11時、体操教室を開きます。5000円。昼食付。満席

9月23日（金祝）秋分ヒーリング（セットお申し込みで特価2000円）

同日　11時ー瞑想教室（オンライン2000円／アトリエ3000円）

9月26日（月）天秤座新月

●無料電話相談室やっています。体の悩み、心の悩み、何でもご相談下さい。

●毎日無償の遠隔ヒーリング「こしきの輪」是非ご入会下さい。

●真呼吸会は毎週日曜10：00～10：20。

無料です。YouTubeにチャンネル登録して頂くと便利です。

⇒『真呼吸のすゝめ』を読む。

【メニュー】

①アトリエでヒーリング　10000円

②ビデオ通話でヒーリング　8000円

③ビデオ通話なしで遠隔ヒーリング　5000円

＊学割、子供割あります。

＊出張も承ります。

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

【お問い合わせ下さい】
①できればLINEで：atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217

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ホームページ：https://www.microcosmo-healing.com/