2022/11/29

癒やしはどこから来るのだろうか

Hさんはアトリエの数少ない男性のお客様である。
だいたいヒーリングを受けられるような男性には心細やかな所がある。
いつもお会いすると人生について深いお話をするが、そんな時不思議に、私は茶室で武士を遇する茶人のような心持ちになる。
前世のこととは思わないけれど、イメージ的にそんな感じである。

久しぶりにアトリエに来られた折り、お食事をお出しした。
Hさんが私の料理を召し上がるのは初めてである。
「うーん…うまい」
何度も唸りながら召し上がっていた。
「お米が…うまい」
「味噌汁も…うまい」
そして
「思わず声が出るというのが良いですよね」としみじみと仰った。
ご飯もお味噌汁もお代わりされた。

「そう言えばカワベさんは最近は何を聴いているんですか」
「暫くはモーツァルトでしたね」
食事しつつ、モーツァルトの話になった。
私は台所でグラノーラを作っている。
私「思うにモーツァルトの良さが最も出ているのはピアノ協奏曲だと思うのですが、それは多分彼の気質に合うからでしょう。交響曲になると堅牢すぎる感じがあまり魅力的に感じられないのです。それは多分父親に対するコンプレックスだったのではないかと思うのですが」
Hさん「いや全く同感です」
それから映画『アマデウス』の話に移ったが、Hさんの感じられるものがとても深くて良い。
私もその映画はとても好きでDVDまで持っているので話が弾んだ。
「いやあ良かったなあ、カワベさんとこんな話が出来て」
Hさんは嬉しそうだった。

癒やしというものは色々あるが、やはり「一方的に癒してもらう」ことよりも、「通じ合う」「思いが伝わる」という体験の中にこそ秘められているものがあるのではないだろうか。
勿論、そのために相手の好みの分野に精通していなければならないなんてことはなく、無理に相手に話を合わせる必要もなく、もっと言えば言葉も要らない。
お米を食べた時「そうそう、こういうお米が食べたかったんだよな」
お味噌汁を飲んだ時「そうそう、こういうお味噌汁が飲みたかったんだよな」
またモーツァルトの話をした時「そうそう、こういう話がしたかったんだよな」
と気が付く。
いや、思い出す。
それが「通じ合う」ということの根本ではないだろうか。

そんなひと時があった時、疲れも吹き飛ぶし、視界は明るくなるし、心は軽くなる。
こうして人は本当に深いレベルで癒されるのではないかと思う。

【スケジュール】
12月8日(木)双子座満月
12月22日(木)冬至①ヒーリング②瞑想教室③コンサート
12月23日(金)山羊座新月


無料電話相談室やっています。体の悩み、心の悩み、何でもご相談下さい。
●毎日無償の遠隔ヒーリング「こしきの輪」是非ご入会下さい。
●真呼吸会は毎週日曜10:00~10:20。
無料です。YouTubeにチャンネル登録して頂くと便利です。

【メニュー】
①アトリエでヒーリング 10000円
③遠隔ヒーリング 5000円
*学割、子供割あります。
*出張も承ります。

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

【お問い合わせ下さい】
①できればLINEで:atelierkoshiki
microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217
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