昨日の続き。
対人の状況下で呼吸を感じるコツだが、無駄な動きをやめること、である。
これについては再三再四語っているので皆様、耳にタコは出来ていると思うが心にタコが出来るにまだ至っていないと思う。
無駄な動きとは、表情、身振り、手振りである。
会話の中でよく見られるのは
「えーっ」と驚いた時の表情。
「そうなのかなあ」と考える時に唇を曲げる、尖らせる、噛む。
同意を示す時に*回連続で頷く(任意の数値を入力せよ)。
説明する時に手をぶんぶん振り回したり、指先でテーブルを叩いたりする。
その他、髪の毛を無用にいじる、口元を指で隠す、みたいなこと。
全部、無駄な動きである。
ちなみに、これは私の独特のマナー集ではない。
録画してご確認されればご自分で必ず分かる。
無駄な動きが多い、と。
それに加えて、必要以上に大きな声、早口、語尾伸ばしなども、無駄である。
無駄だし、騒がしい。
これらの無自覚の無用の癖は、いかにして、何のために生まれたのだろうか?
それはあなたが、この生き辛い世界において、自分を守るために、相手により強く訴えかけるためにあなたが開発した涙ぐましいテクニックの集積なのだ。
だからこれらの癖は全て苦しみから生まれた、と言える。
しかし今あなたは苦しみから脱したいのでしょう。
ならば、苦しみから生まれた全ての癖は、やめることです。
苦しみから生まれた癖を続ける限り、あなたの人生に通底する苦しみがやむこともまたない。
無用の癖をやめると心が落ち着く。
すると呼吸を感じられるようになる。
呼吸を感じられるようになると、同じく呼吸を感じられる人との縁が強化され、そうでない人との縁は薄くなる。
こうして必然的に、人間関係が楽になっていくのです。
はっきり言いますが、人間関係の苦しみというのは常に、呼吸を忘れた人同士のぶつかり合いなのですよ。
あなたが呼吸を忘れたまま、呼吸を殺したまま、人間関係の改善だけ望んでもそれが叶うことは決してないのです。
「素敵なお話をありがとうございました。なぜか涙出ました。これまでずっと呼吸が浅くて、肉体的にも精神的にも不調になっていました。続けていきたいと思います!ありがとうございました」
今年も真呼吸を身に付けていきましょう。
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