2021/06/09

多摩川で石拾い

先日、多摩川に初めて親子三人で行った。
歩いて15分くらいなのに
初めてのこと。

なんか、そういうことが多い私の人生…。

しかし考えてみると、
乳児湿疹が始まる前は
まだ赤子には寒かろうと思われたし、
妻子がご実家に転居してからは
自然と
「緑溢れる世界は八王子に在り」
みたいな感じが知らず知らず定着してしまって、
狛江滞在中はまあいっか、
みたいな発想に夫婦共になっていたのである。

しかし最近ではまどかもなかなか
頑丈に育ってきたし、
好奇心もいっぱいあり、
また狛江滞在日数も増えてきたので
散歩のついでに多摩川まで
足を延ばしてみるかとなった。

昔、犬の散歩で多摩川の土手に来ると、
想念の中で人工物をすべて消し去った。
すると大昔の多摩川の風景が浮かび上がる。
二重写しにそんな景色を見ているのが
好きだった。

実は多摩川は万葉集にも出てくる。
1300年前の和歌集ですぞ。
私が想念の中で見ようとしていた景色は
その当時のものなのかな、
なんて。

その歌はこういうもの。

多摩川に さらす手作り さらさらに
何ぞこの子の ここだ愛(かな)しき

昔、織物は川の水にさらして仕上げた。
「手作り」はその布織物。
下の句の意味は
「どうしてこの子はこんなに可愛いのだろう」

ちなみに、そんな謂れがあるので
狛江の隣には「染地」「調布」という
布にまつわる地名がある。


さて、まどかはその日初めて、川を眺めた。
子供が初見でどう反応するのかというのは
見ていてなかなか面白いものなのだが
川を見て「おお~」と感心したような表情を浮かべた。

面白く見えたんでしょうね。

それから土手を下っていき
水辺に立った。
まどかを抱いて、
石を拾い上げては川に放り込んでいくと
勿論「やりたい。やりたい」

それで石拾いが始まった。
こんなに沢山の石ころを見るのも触るのも
まどかには初めてのことだった。
私はその隣で
賽の河原の石積みをしていた。
これがなかなかはまる。
瞑想的な気持ちになってくる。

子供は休むことなく色々なことに関心を向けるので
大人は様々に考えたり応じたり、
それに合わせておもちゃを買ったりあてがったりするけれど、
「石ころには敵わないな…」
と思った。
どれもこれも違う形をしていて、
大人の私だって、
石を積む作業に時も忘れる。

という訳でこの日の思い出を
本歌取りして詠んだのが

多摩川に 転がす小石 ころころに
何ぞこの子の ここだ愛(かな)しき

ちなみにまどかは歩くようになったものの
靴を履くのは嫌いなので、
ちょっとした細工をしてみた。

そしてこの日はその靴を履いて、
悠久の多摩川の河原に降り立ったのであった。


「そらとぶくつ」にしてみた。


気に入ったようである。


さて明日は双子座の新月です。
お申込みをお待ちしております。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
●スケジュール
6月10日(木)双子座新月
6月12日(土)20時おじTV(無料)
6月19日(土)10-11時。時瞑想教室(1000/5000円)
6月20日(日)父の日(父のみ半額2500円)
6月21日(月)夏至(特別価格2000円)
6月25日(金)山羊座満月
(*対面は7000円、遠隔は5000円)

真呼吸会 毎週日曜。10:00~10:20。無料
瞑想会 不定期

●お問い合わせ
①LINE:atelierkoshiki
microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217
●ホームページ:https://www.microcosmo-healing.com/
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●カウンセリング
対面10000円/
ビデオチャット8000円
●ヒーリング
対面7000円/遠隔5000円 /マッサージ10000円(*学割、未就学児割あり)

●ヒーリングアクセサリー「プレローマ」36,000円

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