セルフヒーリングについて考える②

続き

真呼吸はセルフヒーリングではないのか、

と思われるかもしれない。

物の言いようは詰まらないことだが

真呼吸はセルフケアである。

自分の本来の在り方と力に

戻ろうとする営みなのだ。

別の言い方をすれば

セルフヒーリングは「有為」であり

真呼吸は「無為」である。

また、

セルフヒーリングは「余計な一手」であり、

真呼吸は「差し引く一手」なのである。

もしその言葉が好きであるなら

「心に起こす断捨離」

と捉えて貰っても良い。

さて、なぜこんな話をしているのかと言うと、

先日次のようなことを私は話した。

ある人が言った。

「毎日自分の体のどこそこが痛い、

具合が悪いと不安です」

私は言った。

「悪い所ばかり見れば

そこが拡大されて更に悪くなる。

むしろ毎日、自分のここもあそこも

無事であることを喜ぶべきです。

良い所ばかり見ればそこが拡大されて更に良くなります」

着眼点は自分の意志によって

正しく方向付けないといけない。

心根が否定的な人は

気を引き締めない限り

否定的に物事を見る癖がついているから

注意すべきだ。

続けてその人は言った。

「それもやっています。

今日もここが動く、ここも動くと確認しています」

しかし私はその言葉には真がないと感じた。

私は言った。

「今日もここが動く、

（明日は動かなくなるかもしれない）

ここも動く、

（ここも明日は動かなくなるかもしれない）

と本心では思っているのではないですか。

本音の方に向かって現実は進んでいく。

注意すべきです」

聞けばそれは

セルフヒーリングのようなやり方だったのである。

よく知らないがセルフヒーリングには

体を撫でながら

「良くなあれ。良くなあれ」

と言って聞かせるようなものがあると聞く。

ここで皆さんにははっきりお伝えしておきたいのだが、

その方法は病気を進行させるだけである。

以下の論理を注意深く追ってほしい。

余計なことをやめれば

体は健康を取り戻す。

裏返すと、

健康でないのは

余計なことをしてきたからだ。

余計なことは誰が足したのか？

自分である。

つまり自分の体を壊しているのは自分である。

壊しながら「良くなあれ」は

矛盾ではないか。

こうして余計なことが更に一つ追加される。

ゆえに、

自分の体にこの上「良くなる」ことを求める行為は

すべて自分を悪化させることにしか貢献しない。

私は真呼吸でも瞑想でも

「感じる」ことだけをお教えしている。

イメージングを利用しないように言っている。

こういう理由なのである。

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

●スケジュール

7月24日（土）水瓶座満月
8月8日（日）獅子座新月

（＊対面は7000円、遠隔は5000円）

●真呼吸会　毎週日曜。10：00～10：20。無料

●瞑想教室　不定期

●お問い合わせ
①LINE：atelierkoshiki
②microcosmo.healing@gmail.com
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対面7000円／遠隔5000円 ／マッサージ10000円（＊学割、未就学児割あり）

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