2歳と7歳の子供の話の続き。
2歳の子は自由奔放に体を動かしている。
「自分が」体を動かしている自覚も多分それほどないと思う。
「体が」動いているのである。
これに似た表現を、皆さん思い出しませんか?
そうです。真呼吸。
「自分が」呼吸するのではなく「体が」呼吸している、という自覚でする呼吸。
これが真呼吸です。
だから真呼吸は「始まりの心」に戻る試みでもある。
7歳にもなると、そうはいかない訳です。
勿論、とりわけダンスの才能のある子や、心が解放されきっている子は、また別の様子を見せるかもしれないけれど。
しかしその日、その子を見る限りでは、自分で考えるということをもう始めている。
音楽が鳴ったらどう反応するかということも知っている。
だから自由奔放にはなれないのである。
代わりに吟味や鑑賞や内省が心を占めるようになる。
一つ一つ音を探るように、目的を持って鍵盤を鳴らしていた。
明らかに、作曲の始まりをしているのである。
「ピアノを習っているの?」
「ううん」
ただこの音の次にこの音が来ると、良いとか違うとか感じ、その心の反応によって次の音を決めている。
ある音を出した時、彼女は言った。
「あ、違った」
自分の事前に思い描いた音程ではなかった、ということを言っているのだ。
何というきらめくような心の営みだろうか。
全て、物を作る人や、いわゆる創造的な人は、事前のイメージと事後の現実が適合するかどうかを心の羅針盤として生きている。
心が脱皮を繰り返し、何かを失いながら何かを得ていくということに非常な感銘を受けた。
そういう風景を横目に見ながらマッサージをした。
まあ、成果は上々という所だと思うが、やはり「深淵なる」おじじの世界より離れ、暗い沼の畔の明るい場所で会った人には、ヒーリングはやりづらいものである…
この沼の中までずぶずぶと入ってきてヒーリングという泥遊びを楽しんで下さる皆様に、こんな時、改めて感謝の気持ちが湧いてくる。
私はこの限界を超え得るだろうか。
それともやはり今一つ、世の中に対して馴染みにくさを残したまま生きていくのであろうか。
どっちでも良いんだけど、つらつらと書いてみた。
☆おじじ日報
『納棺夫日記』再読。
歳を取った分だけ深く感じる。
「末期患者が「がんばって」と言われるたびに苦痛の表情をしているのに気付き(…)、「私も後から旅立ちますから」と言ったら、患者は初めてにっこり笑って、その後、顔相まで変わったという(…)」
「死骸(…)は光の世界に行ってしまった後に残った蝉の抜け殻みたいなものである(…)己の死体を抜け殻扱いに出来た者だけが覚者と言える」
生と死の際を真摯に見つめる類稀な良書です。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
【スケジュール】12月4日(土)射手座新月ヒーリング(遠隔5000円/対面7000円)
12月16日(木)ヨガ&真呼吸会⇒詳しく
12月19日(日)双子座満月ヒーリング(5000円/7000円)
12月22日(水)冬至ヒーリング(月中3度目の場合2000円/遠隔5000円/対面7000円)
真呼吸会は毎週日曜10:00~10:20。無料です。YouTubeにチャンネル登録して頂くと便利です。
【メニュー】
●ヒーリング
①対面:A)手かざし=7000円。B)手当て・マッサージ=10000円
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出張もします。
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②microcosmo.healing@gmail.com
③090-9309-1217
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